「犬が散歩で歩かなくて困ってます…。」その理由と解決策をお答えします!
犬のお世話で必要になってくるのが
お散歩です。
散歩をすることによってストレス発散にもなりますし、
太陽の日差しをあびることによって
ぐっすりと眠れる習慣を作れることが出来ます。
ですが中にはお散歩が苦手な犬もいます。
・散歩中歩かない
・急に立ち止まってしまう
・歩かないからついつい抱っこをしてしまう
今回はお散歩で歩かない犬に対しての克服方法をお伝えします。
散歩で歩かない理由
そもそも何故お散歩で歩かなくなってしまうのでしょうか?
外が怖い
室内とは違い、外はたくさんの刺激があります。
車、風の音、知らない人、工事現場の音など
犬が苦手とするものがあります。
また、足の感触も違ってきます。
フローリングとアスファルトでは感触が違ってきますし、
他にもマンホールの上や砂利道でも変わってきます。
そのため犬が環境の変化についていけずに
動けなくなってしまうことがあります。
これは初めてお散歩をする子犬によく見られます。
抱っこをする癖がある
お散歩中に抱っこをする習慣がついてしまうと
抱っこをしてほしいがために
その場で立ち止まってしまうことがあります。
それを見た飼い主様は、歩かないから抱っこをしてしまうので
犬は「立ち止まったら抱っこをしてもらえる」
と学習してしまうのです。
苦手なものがあるから
スイスイと歩いていたのに急に立ち止まってしまう…
もしかしてその犬にとって苦手な場所なのかもしれません。
子供がたくさんいる学校付近
苦手な犬がいる家の前
人がたくさんいる公園
など、犬が苦手とする場所はたくさんあります。
もし特定の場所だけ立ち止まって
他の場所は普段通り歩くのであれば、
立ち止まった場所付近に
苦手なものがある可能性があります。
病気になっているから
今まで上手にお散歩をしていたのに
急に歩けなくなってしまう場合は
もしかして病気や怪我が原因かもしれません。
また、人間と同じように犬も年を取ると
体力が減っていきますので、
年齢も関係してくることもあります。
リード、ハーネス、首輪に慣れていないから
お散歩のときだけに付けると
犬が不快に感じて歩かないことがあります。
特に普段から何もつける習慣がない室内犬だと
そのような兆候が見られることがあります。
お散歩克服法
では実際に克服をしていきましょう。
外の刺激に慣れる
今まで外に出たことがない、慣れていない犬にとって
外は別世界のように感じます。
まずは玄関からスタートし、足の感触に慣れさせます。
もし大丈夫そうであれば玄関の外に出て
犬に外の空気や匂い、音などを感じさせましょう。
犬も慣れてきたら草花の匂いを嗅いだり、
歩き始めたりしてくると思います。
上手に歩く・歩かないはひとまず置いといて
まずは環境に慣れさせましょう。
道具に慣れさせる
お散歩のときに必要な
リード、首輪またはハーネスに慣れさせます。
慣れさせる方法はこちらをご覧ください。
犬のお散歩に必要な3つの道具!首輪、ハーネス、リードに慣れさせる方法をご紹介します!
散歩コースを変える
苦手な場所が多い場合、1つずつ克服するよりも
散歩コースを変えてしまった方が
犬にとっても飼い主様にとっても負担が減るかと思います。
コースを変える際は、今まで通りの散歩時間にし、
なるべく散歩の時間を極端に減らしたり増やしたりしないように
気を付けましょう。
一旦戻る
今まで抱っこをしていたり、歩かないからといって
おやつをあげたりしていると、立ち止まることがあります。
また立ち止まることで飼い主が犬の方を向くので
犬にとっては
「注目してくれた!」
と嬉しくなり、より一層立ち止まることが増えます。
そういったときは一度犬の近くに行き、
一緒に歩いてみましょう。
もしそれでも歩いてくれそうにない場合は、
来た道を少し戻ってもう一度歩きます。
この時、犬の方を見ずに何事もなかったかのように歩きます。
そうすることで
立ち止まっても意味がない
と理解していきます。
いかがでしょうか?
犬が歩かない理由はいくつもありますが、
ご紹介したように病気や怪我の場合もあります。
歩いている様子をよく観察して
足を引きずっていたり痛がったりしていたら
早めに動物病院に連れていきましょう。