犬を飼いたい!と思ったときに考える5つの大切なこと。
ペットショップにいる犬や
知り合いが飼っている犬を見ると
「犬を飼いたい!」と思うかもしれないですよね。
今は犬が欲しいと思えば
ブリーダーやペットショップなどから
簡単に手に入る時代です。
ですが犬を飼うと毎月の費用やしつけなど
どのようなことが必要かご存知でしょうか?
今回は犬が欲しいと思ったときに
考えてほしい5つの大切なことをまとめてみました。
「犬を飼う」ということ
犬は人間よりも長生きは出来ませんが、
それでも何十年と生きています。
以下は犬の寿命です。
超小型犬…約15歳
小型犬…約14歳
中、大型犬…約13歳
もちろん生きている間はお世話が必要です。
子犬から育てるのであれば、
子育てやしつけなど1から始めます。
ティッシュペーパーを散らかしたり、
ありとあらゆる場所を噛みまくったり、
トイレを失敗して嫌になるかもしれません。
また、子犬の時期(社会化期)にはたくさんのことに
慣れさせる必要が出てきます。
老犬になれば人間と同じように
介護が必要になるかもしれません。
寝たきりになれば寝返りを手伝ったり、
目が見えなくなって物に良くぶつかることも
あるでしょう。
もしも散歩で歩けなくなってしまったら
人間が補助をしながら歩かせることだってあります。
ただ可愛いだけではなく、
最後まで寄り添ってあげることが必要です。
必要な費用
犬を飼うと様々な費用がかかってきます。
【小型犬の場合】
ドッグフード…約4000~5000円(1ヶ月)
トリミング…約3000~8000円(1ヶ月~1ヶ月半)
混合ワクチン…約6000~10000円(1年または3年に1回)
狂犬病…約3000~4000円(1年に1回)
フィラリア予防…10000円前後(蚊が出没する時期のみ)
その他消耗品…月に000~3000円(ペットシーツ、おやつなど)
※注射やお薬などは動物病院で値段が変わってきますし、
その他の金額も地域や犬種によって変わってきます。
あくまでも参考程度にお願いします。
また必要であれば
しつけ、去勢・避妊手術、ペット保険
健康診断、ペットホテルなど
様々な費用がかかってきます。
時間の確保
ただご飯をあげてトイレの掃除をするだけ…
では犬は満足できません。
一緒に遊んだり、散歩をしたり、
飼い主様とのスキンシップが必要です。
毛が抜ける犬は換毛期のブラッシングはかかせませんし、
トイプードルなどの毛が絡まりやすい犬は
頻繁にブラッシングをしてあげる必要があります。
もし
出勤時間が早く、帰宅時間が遅い
残業や出張が多い
長時間開けることが多い
など当てはまることが多い方は
犬と暮らすには厳しいかもしれません。
それでもどうしても飼いたいという場合は
家族や友人、あるいはペットシッターを頼み
代行でお世話をすることも1つの手段でしょう。
何かあった時に
例えば1人暮らしの状態で急に長期の入院になった場合、
残された犬は誰がお世話をするのでしょうか?
実家に預けると言っても、家族全員が受け入れてくれないと
犬が不幸になってしまいます。
ペットホテルに預けるのであれば、
長期の預かりが可能かどうか確認を取る必要があります。
ただし1泊3000~4000円と考えても
1ヶ月で10万以上はかかることになります。
どんな犬をどこで選ぶのか
ペットショップやブリーダーのところには
もちろん子犬がいますが、
必ず子犬を選ばないといけないわけではありません。
子犬を育てる時間が確保できなければ
保護犬を選択する道もあります。
また、散歩をする時間が多く確保できないのに
ボーダーコリーやゴールデンレトリーバーを飼ったり
インドア派の方がジャックラッセルテリアを飼ったりすれば
犬も人も幸せにはなれないでしょう。
自分の環境や性格などを考えて
よいパートナーになれる犬を選びましょう。
子犬の時はどの犬も可愛いです。
ですがその先、つまり
何十年のもの間、一緒に生活をする
という部分に注目をして、
最期まで愛情をもって育てていきましょうね。