オテやオカワリは可愛いだけじゃない!犬にも人にも3つのメリットがあるんです!
犬の芸の中で
オテ、オカワリがあるかと思います。
一生懸命に前足をあげるしぐさは
何とも言えない可愛さですよね。
オテやオカワリは芸の1つでもあるので
わざわざ教えなくてもいいのでは…?
と思われるかもしれませんが、
実はとても意味のある行動なんです!
今回はオテ、オカワリの重要性と
トレーニング方法をお伝えしてきます。
オテとオカワリの重要性とは?
足拭きが出来る
室内犬であれば、散歩から帰った時に
足を拭くかと思います。
ですが足拭きを苦手とする犬は意外と多く
嫌がられたり噛まれたりすることもあります。
そんな時にタオルを手のひらに乗せた状態で
オテ、オカワリをすれば足拭きをすることが出来ます。
もし出来なくてもタオルの感触に慣れさせることが出来るので
足拭きを克服するきっかけにもなります。
トリミングに役立つ
トリミングでは
爪切り、足裏バリカン、足回りのカットなど
足先を触る作業が多いです。
オテやオカワリで足先を触ることに
苦手意識を持たないようにすれば
トリミング中にストレスを感じにくくなります。
他にも、自宅では爪がどのくらい伸びているのか
確認もしやすくなるので、
爪の伸び過ぎを阻止することが出来ます。
怪我や病気に気づくことが出来る
気温が高い時間帯にアスファルトの道を散歩すると
地面の温度やアスファルトの硬さで
肉球が乾燥してしまい、ひび割れすることがあります。
また皮膚病になっていると
指の間が赤くなっていたりフケがでていたりすることがあります。
オテやオカワリをしたついでに足回りを見ることで
ちょっとした変化にいち早く気づくことが出来ます。
トレーニング方法
それでは実際にオテ、オカワリを教えていきましょう。
【ステップ1】
おやつを手のひらに乗せて犬の前に出します。
犬が前足を出して来たら手を開いておやつをあげます。
犬は何か要求がある時や気になるものがあると
自発的に前足を出す行動をします。
この行動を利用して教えていきます。
【ステップ2】
おやつを持ったフリをして同様に行います。
【ステップ3】
握っている手を少しずつ開いていきます。
【ステップ4】
「オテ」「オカワリ」と言った後に
手を出すようにしていきます。
最終的には言葉の指示だけで出来るように
練習していきましょう。
いかがでしたでしょうか?
ただ可愛いだけではなく、
苦手意識の克服や、怪我や病気の早期発見にも繋がる
意味のある行動だったかと思います。
オテやオカワリはテンポよく教えてあげると、
すぐに理解してくれますので、是非教えてあげてくださいね♪