犬のしつけで怒ってはいけないって本当?
犬をしつけているとどうしてもいうことを聞かずに
怒りたくなる時が出てくることかと思います。
・うるさいから静かにして!
・指定の場所でトイレをして!
・リードを引っ張らないで!
など様々な場面で怒りの感情が出てくるのではないでしょうか?
昔は犬の行動を無理矢理コントロールする
強制トレーニングが主流でした。
つまり「怒る」ことが当たり前ということです。
例えば
・散歩中に人よりも前に歩いたらリードを思い切り引っ張る
などです。
ですが時代の流れとともに体罰だと考えられるようになり
現在は少なくなってきました。
Sunny Dogでも強制トレーニングは行わずに
褒めて伸ばしモチベーションをあげながら行うトレーニングを
取り入れています。
そのため
「怒ってはいけない」
と感じ取る方がいらっしゃることがあります。
果たして犬のしつけを行う上で怒るのはNGなのでしょうか…?
あくまでも個人的な考えですが私はNOだと思います。
つまり怒ってもいいということです。
ただし条件があります。
怒った後に必ずフォローを入れてあげること、
また怒ってはいけないシーンに怒らないことです。
例えば来客時に吠えてしまう犬がいるとします。
この時に
「うるさい!」
と怒るとします。
すると犬の吠える声が一瞬静まります。
その鳴きやんだ瞬間に
「いいこだね」
と言って褒めてあげましょう。
つまり怒ることで犬の行動を一旦止め、止まったことに対して褒める
といった流れになります。
反対に怒ってはいけないシーンもあります。
例えばトイレを失敗した場合です。
間違えて指定の場所以外でトイレをしてしまったときに
「こら!」
と怒ってしまうとトイレ自体をしてはいけないと勘違いしてしまい、
隠れてトイレをしたり、我慢をしたりすることがあります。
そのため怒るのではなく正しい場所を教えてあげることを
最優先してあげましょう。
いかがでしたでしょうか?
「怒ってはいけない」
と思えば思うほど人は怒りたくなってしまうものです。
なので
「怒ってはいけないかもしれないし、怒ってもいいかもしれない」
と少し自分に許可を出して気を楽にしながらトレーニングをしていきましょう♪