犬も人もわかりやすい!音で教えるクリッカートレーニングとは?
犬のトレーニングを行う上で大切になってくるのが
褒めるタイミングかと思います。
例えばオスワリを教えたい場合、
地面にお尻がついてしばらく経過した後に犬を褒めても
犬は何に対して褒められたのか理解できません。
ですので人間側の褒めるタイミングが重要になってきます。
しかし慣れていないと難しいと感じる方が
いらっしゃるのではないでしょうか?
ポチのしつけをしようと思ったけど
しつけって意外と難しいのね。
しつけの本には褒めるタイミングが重要って書いてあるけど
いつも遅れて褒めてしまうのよね…
どうしたらいいのかしら?
僕も褒められるタイミングがずれてしまうと
何に対して褒められているかわからなくて
混乱しちゃうんだよね。
そんな時はこのクリッカーを使ってみよう!
1.クリッカーについて(実際の音付き)
2.クリッカーを使う時の3つの注意点とは?
3.どうやってクリッカーの音を教えたらいいの?
4.実際にクリッカーを使ってフセを教えてみよう!
クリッカーとは?
ボタンを押すと「カチッ」と音が鳴る
プラスチックで出来た道具です。
イルカの調教師が使っているホイッスルのような役目で
声で教えるのではなく、音で教えるための道具です。
こちらが実際の音です。
意外と大きな音が鳴ります。
声で褒めると1人1人声の高さや大きさが違うので
犬が理解しにくくなってしまいます。
反対にクリッカーは誰が使っても同じ音が鳴るので
犬が理解をしやすくなり、教えたい行動を
スムーズに教えることが出来ます。
パパの声とママの声は音程も大きさも違うから
ポチが理解しにくいのもわかるわね。
ママにも簡単に使えそうだし便利な道具ね♪
(よし!ママがその気になったところで…)
ママも気に入ってくれてよかったよ♪
じゃあ次はクリッカーを使う時の注意点を紹介するね。
クリッカーを使う時の3つの注意点
1.耳元で鳴らさないこと
大きな音がするので怖がりな犬は
びっくりしてしまうことがあります。
始めて使う場合は背中に回して鳴らしたり、
ポケットの中で鳴らしたりしましょう。
2.ゆっくり鳴らさないこと
クリッカーをゆっくり鳴らすと
「カッ、チッ」と二音鳴ってしまいます。
鳴らすときは「カチッ」と一音で鳴らしましょう。
3.必ずご褒美をあげること
クリッカーを鳴らす=ご褒美がもらえる
と犬の中では結びついています。
もし間違えて鳴らしてしまっても
必ずご褒美をあげましょう。
あれ?えいっ!
素早くクリッカーを押すって意外と難しいのね…
でもこの3つの注意点を守りながら
クリッカーを使っていくわ♪
ポチ!早くクリッカーの音を教える方法を教えて!
ママが本気になるなんて珍しいなあ…
じゃあ早速クリッカーの音を教える方法を紹介するよ♪
クリッカーの音を教えてみよう
クリッカーを鳴らしたらすぐにオヤツをあげます。
これを繰り返し行うことで
クリッカーが鳴る=オヤツがもらえる
と理解していきます。
犬がクリッカーの音を判断しているかの確認方法は
こちらを見ていない時にクリッカーを鳴らしてみます。
オヤツを探したりこちらを見るようであれば
クリッカーの音を理解していることになります。
もしクリッカーの音を理解していなくても
今後のトレーニングで犬が自然に覚えていくので問題はありません。
続けて実際にクリッカーを使ったトレーニングも紹介するね♪
クリッカーを使ったトレーニング(フセ編)
※最終的にはフセをして3秒持続させることを目標とします。
おやつを持ち、犬の鼻先から地面に近づけます。
手の甲が地面に付いたら指先が下になるように手を返します。
こうすることで犬はオヤツをのぞき込む姿勢になるので
よりフセの体勢を取りやすくなります。
犬がフセをした瞬間にクリッカーを鳴らしておやつをあげます。
その後も同様に行い、最初は数秒でもいいので
まずはフセをさせる回数を増やしていきます。
スムーズにフセが出来るようになってきたら
次はフセを持続させていきます。
1秒→2秒→3秒…などと増やしていき
フセ=3秒する行動と教えていきます。
このようにクリッカーはただ行動を増やすことだけでなく
教えたい行動を細かく分けながら教えることも出来るので
非常に便利な道具です。
ポチが初めてフセをしてくれたー!
ママ嬉しい!
しかもタイミングよく褒めることが出来るし
テンポよくトレーニングが出来るから犬も人もわかりやすいわね♪
クリッカー気にいっちゃったわ♪
パパにも教えてこよっと!パパー!
ママがトレーニングに対して積極的になってくれて
僕もうれしいな♪
あ!クリッカーはネットで1000円以内で買えるよ!
手軽に入手できるのも嬉しいね♪
早速クリッカーを使ったトレーニングをしてみよう!