犬の嗅覚、聴覚、視覚はどのくらい優れているのか調べてみました!

いつも一緒に過ごしている犬は私たちと同じ哺乳類です。

ですが体の構造は違っていて

私たちにとって当たり前のことは

犬にとっては当たり前ではないですし

その反対もあります。

 

この違いを理解しておくだけでも

犬との生活が便利になることもあります。

 

 

今回は犬の嗅覚、聴覚、視覚を調べてみました。

 

 

嗅覚

 

ご存知の方も多いかと思いますが、

犬は嗅覚が非常に優れています。

 

 

人間の約100万~1億倍の能力

持っていると言われていますが、

強烈な匂いを嗅ぐ能力を持っている…

というわけではなく、

空気中の匂いの濃度が100万分の1でも

嗅ぎ取ることが出来るという意味です。

 

また犬は匂いを嗅いで情報を得ます。

散歩中に知らない犬がしたおしっこの匂いを

嗅いでいるシーンを見たことはありませんか?

 

 

犬は匂いを嗅ぐことで

この犬の大きさはこれくらいで性別はメスでこんな性格をしていて…

などといった情報を収集しているのです。

 

食餌も嗅覚優先です。

犬は味覚があまり発達していないので匂いで判断します。

犬が好んで食べるフードやオヤツは

恐らく匂いが強いものだと思います。

 

 

聴覚

 

嗅覚の次に優れているのが聴覚です。

低音域は人間とほぼ変わらないですが

高音域を聞く能力が優れています。

 

 

また、人間には聞こえない高周波の音も

聞き取れることが出来ます。

 

これは野生の小動物が出す高音の鳴き声や

草などが擦れた時に出るカサカサした音を

いち早くキャッチするために発達しました。

 

また、犬は母音は聞き取れることが出来ますが

子音を聞き取ることは苦手です。

そのため指示語は短くはっきりと、

犬の名前も短い方が伝わりやすいでしょう。

 

 

 

視覚

 

犬の視力は約0.3程度と言われています。

近すぎても遠すぎてもぼやけてはっきりと見えません。

だいたい30cm~1m以内であれば

はっきりと見ることが出来ます。

 

 

ですが視覚ハウンドと呼ばれる犬種(ボルゾイ、サルーキなど)は

遠くまで見ることが出来ます。

 

犬は私たちのように色鮮やかな世界では暮らしていません。

青、黄色は判断できますが、赤や緑を識別することが困難です。

 

黄、オレンジ…黄色っぽい色

紫、青…青っぽい色

緑、赤…黄土色をグレーのようにした色

 

といったように見えてます。

そのため、見た目を肉に近づるために

着色料でコーティングしたフードやオヤツは

人間の購買意欲を満たすためだけにあり、

犬には全く意味のないこととなります。

 

 

また、犬は暗闇でもほんのわずかな光をキャッチして

対象物を認識する力を持っています。

犬は元々夜行性の生き物だったので

薄暗い世界でも生活できるように進化してきました。

 

そのため私たちが暗闇で見ることが出来ないものも

犬は見ることが出来るのです。

 

 

 

 

以上が犬の嗅覚、聴覚、視覚についてでした。

視覚の部分で余談ですが、

芝生の上で赤色のおもちゃを投げたとき

犬は少し戸惑うかもしれません。

 

何故かというと、緑と赤はグレーに近い黄土色です。

つまり芝生とおもちゃの色が同じなため

識別が出来ない可能性があります。

 

 

そういった場合は青や黄のおもちゃを投げてあげると

犬に伝わりやすいかと思います。

 

 

少しの工夫で犬との生活がより過ごしやすくなります。

頭の片隅でもいいので覚えてもらえたら嬉しいです♪

 

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