育犬ノイローゼにならないで!少し力を抜いて子犬と付き合いましょう。
念願の子犬を迎えられて
これからの生活にワクワクする反面、
「しつけ大丈夫かな…?」
と心配される方は多いかと思います。
犬種や個体によって性格が変わってくるので
大人しい犬であれば悩まないかもしれませんが、
やんちゃで手に負えない犬の場合、
「どうして言うこと聞いてくれないの?!」
と辛い気持ちになり、
育犬ノイローゼになるかもしれません。
今回は子犬との付き合い方をご紹介します。
比べないこと
犬もそれぞれの性格がありますし、
物事を覚えるスピードももちろん違ってきますので
他の犬と比べないことです。
また、先住犬や過去に犬を飼っていた人、
同じ犬種をずっと飼っている人は
どうしても比べてしまいがちです。
ですが私たち人間も日本人や韓国人、アメリカ人など
様々な人種がありますが、日本人だからといって
みんなが同じ性格ではないはずです。
もっと細かく言うと、
滋賀県民、岐阜県民、三重県民などの
県民で分けてみても、全く同じ性格の人っていないですよね?
それは犬も同じことが言えます。
犬種が同じでも性格は違います。
先住犬や過去に飼っていた犬とも性格は違って当然です。
今は迎えた子犬のことだけを考えてあげましょう。
完璧を求めないこと
言葉が通じないから出来ない理由がわからなくて
「なんでそんなに簡単なことも出来ないの?!」
と怒りたくなる気持ちになるかもしれません。
ですがここも視点を変えて考えてみましょう。
私たちも何か新しいことを覚えるときは
時間がかかってしまうことがあります。
例えば仕事です。
職場の先輩からしてみれば簡単なことなのに
新人さんにとっては難しい…。
もちろん失敗もしますが、少しずつ形になっていき、
最終的には一人で出来るようになっていきます。
犬も同じで最初から完璧には出来ません。
それがどんなに簡単なことでも
犬にとっては難しいことかもしれません。
ですがすぐに結果を求めずに、
「出来たらラッキー♪」
と少し軽い気持ちで見守ってあげましょう。
最後に
子犬を育てるのは時間も労力も使うので大変です。
辛い、悲しい、もう嫌だ…
そう思ってしまうかもしれません。
ですが、辛い、悲しい、もう嫌だ…
の後に続く言葉は
”どうしたら改善するんだろう?”
と繋がるかと思います。
つまりそのように感じるということは
しっかりと子犬と向き合っているからではないでしょうか?
その背景には子犬に対する愛情があるかと私は思います。
個人的な話になりますが、
私も子犬時代から飼っている犬がいます。
とにかく元気でたくさん遊ぶ子でした。
「いつに落ち着くんだろう?」
とも思っていました。
ですがある年齢が過ぎていくと落ち着きも出てきて
昔のように遊ばなくなりました。
それは私が望んでいたことなのかもしれませんが、
寂しい気持ちが大きかったです。
もっと子犬時代を楽しんでいればよかったと後悔もしています。
たくさん辛いことも悲しいこともあるかもしれませんが
子犬時代はもう戻ってきません。
その体験もいつかは懐かしいと思える時がきます。
なので辛い体験も含めて子犬と向き合って
「あんなこともあったなあ」と思えるようになっていただきたいです。