犬のトイレトレーニングを成功させる3つのステップとは?
犬のしつけの悩みで多いと言われるのが
「トイレトレーニング」です。
これを読まれている方ももしかして
「トイレをきちんとしてほしい」
と思われているのではないのでしょうか?
トイレを外してしまうと部屋が汚れるだけでなく
どうしても匂いがついてしまいます。
フローリングならまだしも、カーペットの上だと染み込んでしまい
掃除が大変になってしまいます。
なるべく早く解決したいですよね。
ですが上手に出来たと思ったら外すこともあり
「この前出来てたのになんで出来なくなったの?!」
とイライラしてしまったり
「お母さんの教え方が下手なんじゃないの?」
と子供に言われて悲しい思いをしてしまったりするかもしれません。
場合によっては掃除をしても汚されてしまい、
もう一度掃除をしてもまた汚されてしまう…という
悪循環が起きる可能性があります。
さすがに掃除をしてもきりがないので
失敗したら怒ってみたのはいいものの一向によくならない…
我が家の愛犬はずっとトイレをしない子なのかしら…
もういっそのこと諦めた方がいいのかも…
と思われるのはまだ早いです!
では何故トイレを上手にしてくれないのかお分りでしょうか?
正解はいたってシンプルで
トイレの場所を完全に覚えていないからです!
ここでは解決策の1つでもある
トイレトレーニングの方法をご紹介していきます。
トイレトレーニング
用意するもの
・サークル
・トイレシーツ
・クレート(あれば便利です)
準備
サークルにトイレシーツを敷き詰めます。
まずはトイレシーツの上で排泄をすることを教えましょう。
慣れてきたらトイレシーツの枚数を減らし
1枚もしくは2枚で収まるようにしていきます。
1.トイレに連れていく
犬がトイレに行きたい時間帯に連れていきます。
犬が排泄をするタイミングは
・寝起き
・食後
・運動後
です。
2.自分の足でトイレに行くことを教える
連れていくときに抱っこをしてサークルの上から犬を下ろすのではなく
必ず犬自身の足でトイレに入れるように誘導しましょう。
犬が自分の足でトイレに入ることでトイレの場所を覚えるようになります。
トイレに入ったらドアを閉めて直視せずに排泄するまで待ちます。
この時に「ワンツーワンツー」などと掛け声を付け加えてあげると
「ワンツー」がトイレを促す指示語になります。
旅行先や早くトイレをしてほしい時に便利になってきます。
3.トイレが出来たらたくさん褒める
トイレが出来たらドアを開けて思い切り褒めてあげましょう。
もし2,3分待ってもトイレをしなかったら少し運動をさせます。
そうすることで膀胱が刺激されるので排泄する可能性があります。
それでも排泄しなかったら1~2時間程度クレートで休ませて
もう一度トイレに連れていきます。
犬は本来綺麗好きです。
クレート内は狭いので綺麗好きな犬は排泄をしないという習性を持っています。
そのためクレートはトイレトレーニングに便利になってくるのです。
よくある質問
サークル内にベッドとトイレがあるタイプはどうしたらいいの?
大きさにもよりますが手順は同じです。
サークルが大きめであればなるべく寝床とトイレを離してあげましょう。
これも犬が綺麗好きという習性があるので
寝床があまりにも近すぎるとトイレをしてくれないことがあります。
また、ハウスに苦手意識があるとトイレをしないこともあります。
その場合はまずハウスに慣らす方法から始めてくださいね。
トイレを失敗したら怒ってはいけない理由は何?
トイレを失敗した時に怒ると排泄自体がいけないことだと勘違いしてしまいます。
怒られた犬は隠れて排泄をしたり、トイレを我慢したり
飼い主様の前で排泄しなくなったりなどの行動をすることがあります。
間違えて排泄してしまっても無言で掃除して
上手に出来たら褒めてあげましょう。
ベッドやカーペットの上で排泄をよくするけどなんで?
犬はトイレを場所と足裏の感触で覚えます。
トイレシーツの感触は柔らかく、
ベッドやカーペット、キッチンマットなどの感触とよく似ています。
そのためトイレトレーニング中はそのような場所に入らないように
環境を整えてからトレーニングを行いましょう。
いかがでしたでしょうか?
上手にトイレが出来ると掃除の負担がなくなります。
また、外出先でも上手に出来るようになったら
「行儀のいいワンちゃんね♪」
と言われること間違いなしです!
頑張って取り組んでいきましょうね♪