犬を迎えたらトレーニングをする…その理由をご存知ですか?
こんにちは!
滋賀、岐阜を中心に出張訪問型の犬のしつけ教室を行っている
Sunny Dogの樋口と申します(^^♪
笑顔で楽しくトレーニングをしています☆
・犬を迎えたらトレーニングをしましょう!
・犬のトレーニングは迎えたその日から!
などと謳っている言葉をよく見かけたことはありませんか?
そのように書かれていると
「犬のトレーニングをしなければいけないな~」
といった気持ちになるかと思います。
例えばトイレトレーニングの場合。
早くトレーニングを行わないとあちこちで排泄をし、
家中が汚れてしまうためトレーニングの必要性がわかります。
ですがオスワリやフセなどの場合。
「ネットや本で書かれているからとりあえずは教えたけど…
そもそも必要あるのかな…?」
のような疑問を持つ方がいらっしゃるのではないでしょうか?
では何故犬のトレーニングを行う必要があるのでしょうか?
理由は
犬に社会のルールを教えて、
人と共存するために必要だからです。
そのためにはオスワリやフセなどと言った
基本トレーニングが鍵となってきます。
今回は基本トレーニングを教えた後の応用方法をご紹介します。
オスワリ
オスワリとは犬のお尻が地面に付くことを言います。
オスワリを使うタイミング
【飛びつき癖がある犬】
「飛びつく」と「座る」は同時に出来ない行動なので
オスワリを好きにさせると飛びつきにくくなります。
【短時間待って欲しい時】
散歩中の立ち話などの短時間待って欲しい時に座らせて
ウロウロしないように待たせることが出来ます。
【散歩時のリードを付ける時】
散歩が好きな犬だとリードを見ただけで走り回ったり
飛びついたりすることがあります。
その時にオスワリをさせることで
少し落ち着きを取り戻すことが出来ます。
フセ
フセとは犬のお腹が地面についていることを言います。
フセを使うタイミング
【長時間待って欲しい時】
フセは全身の力が抜けてリラックスできる体勢になります。
私たちがソファに座った時に全身の力が抜けるような、そんな感覚です。
そのため犬は長時間待ちやすくなります。
【過度に興奮してしまう時】
オスワリよりも落ち着きを取り戻すことが出来るので
過度に興奮してしまう犬はフセをさせると有効的です。
マテ
マテとは犬がオスワリやフセをした状態でその場で待つことを言います。
「オスワリ→マテ」や「フセ→マテ」といったように
セットで教えると効果的です。
マテを使うタイミング
【散歩時の玄関を出る時】
早く外に出たいがために勢いよく飛び出してしまうと
交通事故に巻き込まれる可能性があります。
玄関を出る前にマテをし、ワンクッション入れることで
飛び出しを防止することが出来ます。
【我慢を教えたい時】
例えば食事の準備をするときにハウスの中で待機させる場合、
マテを教えることで
「食事の準備中は大人しく待つ」
といった我慢を教えることが出来ます。
【散歩中の車や人とすれ違う時】
車や人とすれ違う時に犬がウロウロしてしまうと
交通事故に巻き込まれたり、相手に迷惑をかけたりする場合があります。
その時にマテの指示を出し、動かないように対処をします。
いかがでしたでしょうか?
ただ基本トレーニングを行うだけではなく応用することによって
犬との生活がとても楽になります。
是非挑戦してみて下さいね♪