飼い主の言うことを聞いて欲しい…。愛犬が言うことを聞かない理由は○○がないからだった!
子犬を飼い始めて毎日が楽しい♪と思う反面
飼い主の言うことを聞いて欲しい…
と思ったことはありませんか?
そう思ったきっかけは恐らく
しつけ方がわからないから…ではないでしょうか?
なんで言うことを聞いてくれないの?
私が言っていることが何で伝わらないの?
など不満を抱えているかと思います。
また周囲の方に
「それくらいもできないなんて馬鹿な犬ね」
なんて言われてしまったかもしれません。
しかし自分一人では専門的な知識がないため
どうしたらいいかわからないと立ち止まってしまい、
犬のしつけについて本を読んで勉強したり
あるいはネットで検索したりして
自分なりに勉強されてきたことかと思います。
ですが
それでも言うことを聞いてくれない…
ではなぜ言うことを聞いてくれないのでしょうか…?
それはアイコンタクトが取れていないからです!
アイコンタクトとは
犬と人が目を合わせることを言います。
もちろんただ目を合わせるだけではありません。
アイコンタクトを取ることによって3つのメリットが生まれます。
その1 目を合わせることによって人に対して意識が向き指示が入りやすくなります。
その2 苦手な対象物が来た時に意識を反らすことが出来ます。
その3 信頼関係を形成する「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。
今回はその1を重点的にご説明していきます。
ではアイコンタクトが取れているとどのように指示が入りやすくなるのでしょうか?
例えばオスワリを覚えている犬に対して目線が外れているときに
「おすわり!」
と指示を出しても座ってくれません。
ですがアイコンタクトを取っているときに
オスワリの指示を出すと座ってくれます。
これはオスワリだけでなくフセやマテなどの
すべてのトレーニングに共通していきます。
ですがここでこんな疑問が出てきませんか?
本当にアイコンタクトを取る、取らないで
そんなに変わってくるものなの?
そんな方の為にアイコンタクトが取れているときと
取れていないときの比較した動画をご用意しました。
始めはアイコンタクトが取れていない状態でフセの指示を出しました。
声は聞こえていますしフセも出来る犬なのですが、フセをしませんでした。
ですがアイコンタクトが取れた状態で指示を出すとすんなりフセをしてくれました。
この動画を見ていただくとわかるように
アイコンタクトを取ることはとても大切なことなのです。
ではさっそくアイコンタクトの練習をしてみましょう!
アイコンタクトの練習方法
【ステップ1】
オヤツを犬の鼻先に持っていき、匂いを嗅がせます。
オヤツを持っている手を自分の眉間に移動させ、
目が合っているときに名前を呼び、オヤツをあげます。
【ステップ2】
オヤツを犬の鼻先に持っていき匂いを嗅がせ、
自分の顔の横30cm離れたところに手を移動させます。
名前を呼ばずにこちらを向いてくれたらオヤツをあげます。
ここでは目が合ったらいいことがあると教えていきましょう。
【ステップ3】
オヤツを犬の鼻先に持っていき匂いを嗅がせ
自分の顔の横30cm離れたところに手を移動させます。
名前を呼んでこちらを向いてくれたらオヤツをあげます。
【ステップ4】
犬がこちらを向いていない時に名前を呼び、
目が合った瞬間に褒めてオヤツをあげます。
もしこちらを向いてくれなかったらアイコンタクトを理解していないので
その犬が出来るレベルから再度練習をしましょう。
いかがでしたでしょうか?
アイコンタクトを取ることですんなりと言うことを聞いてくれるようになり
周囲の人からお利口さんな犬ね♪と言われること間違いなしです!
でも一人で出来るか不安…
と言った方は一緒にトレーニングをしてみませんか?
当店では犬も人も楽しんで出来るトレーニングを提供しております。
愛犬が少しずつ成長していく姿は見ているとこちらも自然と笑顔になれますよ♪