犬がティッシュを食べてしまう…犬がティッシュでイタズラをする理由と対策
犬を飼っていらっしゃる方で多い悩みがイタズラです。
可愛いイタズラならまだしも、
こちらがびっくりするようなイタズラをされると
犬の体に問題がないか心配になってしまいますよね。
今回はイタズラの中でも
「ティッシュを食べてしまうイタズラ」
についてお話をしていきます。
1.あなたの犬がティッシュを食べる理由
2.犬がティッシュを食べるとこうなる!
3.ティッシュを食べさせないための解決策
なぜティッシュを食べるの?
そもそもなぜ犬はティッシュを食べるのでしょうか?
犬がティッシュを食べる理由は1つではなく複数あります。
食べ物だと勘違いしている
ティッシュでこぼれたスープを拭いたり、食べ残しを捨てたりするので
犬にとっては食べ物と勘違いしまいがちです。
また、甘い香りの付いたティッシュも売っているので、
おやつと思って食べていることもあります。
おもちゃだと思っている
箱から1枚引っ張ったらもう1枚出てきた!
もう1枚引っ張ったらまた1枚出てきた!…といったように
楽しい遊びに感じるかもしれません。
特に好奇心旺盛な子だと夢中になってしまい、
部屋中がティッシュだらけになってしまうこともあるかもしれません。
かまってほしいから
ティッシュを取り出していたずらをしたときに、
「だめでしょ!」
と飼い主様が言った声や反応が
「かまってくれた!」
と勘違いして何度も繰り返している可能性があります。
ストレスが溜まっているから
お留守番が長かったり、エネルギーが有り余っていると、
はけ口がなくなってしまいます。
ストレスが溜まると足先を舐めたり嚙んだりしますが
この行為の代わりがティッシュで遊ぶことになっている場合もあります。
犬がティッシュを食べたらどうなる?
トイレットペーパーとは違い、ティッシュは水に溶けないので
少量であれば便と一緒に出てきます。
ですが大量に食べてしまった場合は、注意が必要です。
腸の中でティッシュが詰まってしまい、
腸閉塞を引き起こす可能性があります。
腸閉塞の症状は
食欲不振
嘔吐
下痢
元気がない
便秘
などといった症状が出ます。
少量であっても犬の様子を観察し、
早めに動物病院に連れていきましょう。
ティッシュを食べさせないためには?
肝心のティッシュを食べさせない方法や対策をお伝えします。
環境設定
一番はティッシュを犬が届かない高さや場所に置くことです。
壁にティッシュを掛けるのも1つの対策です。
また、ゴミ箱に捨てたティッシュも漁る可能性があるので
蓋付きのごみ箱に変えるなど徹底的な対策をとりましょう。
香り付きのティッシュを使っている場合は
無臭のティッシュに交換をしましょう。
ストレス発散
お散歩が足りない場合は、お散歩の時間を増やすよりも質をよくしましょう。
いつものお散歩コースを変えて気分転換をさせたり、
匂いを嗅ぎたかるようであればたくさん嗅がせてあげましょう。
犬はいろんな匂いを嗅ぐことで、本能的なストレスを軽減することが出来ます。
その他に、お散歩の途中で近くの公園や空いているスペースで
一緒に遊ぶ時間を取り入れましょう。
ロングリードがあればロングリードに付け替えてボール遊びや、
外用のおもちゃを1つ作ってそのおもちゃで遊ぶのもおススメです。
遊びは身体的なストレスを軽減することにつながります。
自宅では知育玩具を使うと、匂いをたくさん嗅ぐことになるので
本能的なストレスを軽減することが出来ます。
しつけをする
ティッシュを1枚取り出し、犬が食べようとしたら
「だめ」、「いけない」、「ストップ」など
叱るのではなく、犬を言葉で静止させるようにします。
犬が動きを止めたら褒めておやつをあげます。
これを何回か繰り返すことによって
「だめ」、「いけない」、「ストップ」が
静止する合図となるので、食べそうな瞬間を見つけたときに
この静止の言葉を言いましょう。
また、静止の言葉を使う時は高い声ではなく
少し低めの声で素早く言いましょう。