【犬種別シリーズ】プードルってどんな犬?飼いやすさは?
クルクル巻き毛でつぶらな瞳が可愛いプードル。
カットスタイルも楽しめますし、
賢いというのもあって非常に人気が高い犬種です。
ただ可愛いだけじゃありません。
プードルの歴史を探っていくと非常に面白いことがわかりました。
今回はプードルについてご紹介します。
現在プードルを飼っている方や
今後プードルを飼いたい方は是非ご覧ください♪
プードルの歴史
原産国:フランス(ただし確実ではない)
サイズ:トイ、ミニチュア、ミディアム、スタンダード
※ティーカップは日本では認められていません。
語源:ドイツ語でPudel(プデル)
Pudelは「水中でバチャバチャと音をたてる」という意味です。
プードルは泳ぐのが得意なため、鴨猟犬としても活躍していました。
プードル特有のカットがありますが、カットスタイルにも意味があります。
プードルは鴨猟犬として活躍していたので
冷たい水の中に入らなければいけません。
そのため冷たい水から心臓と関節を保護をするために
胸の毛と足首の毛を残し、
他の部位は水の抵抗を受けにくいよう刈り込むという、
泳ぐために作られたスタイルだったのです。
スタンダードサイズからスタートし、
どんどん小型化されて、今のトイプードルが完成しました。
性格や特徴
好奇心旺盛で運動能力があり、社交的です。
非常に賢く、犬種の中では2位の頭脳を持っています。
そのためトレイトレーニングやその他のしつけも
比較的しやすいかと思います。
ですが賢いが故にイタズラすることも覚えますので
管理が大切になっていきます。
先祖が鴨猟犬ということもあり体力はあります。
また、ボール遊びや水泳が得意な犬もいます。
毛が抜けにくく、体臭もほとんどありません。
ですが毛は伸びますし絡まりますので
日頃のブラッシングと、月1程度のトリミングが必要となってきます。
気を付けたい病気
外耳炎
耳が垂れている、耳の中に毛が生えているので
どうしても蒸れやすくなりがちです。
そのため細菌が繁殖して炎症を起こしてしまいます。
膝蓋骨脱臼
後ろ足の膝のお皿(膝蓋骨)がずれて脱臼する病気です。
足を触ると痛がる、後ろ足を不自然な形で上げて歩く、散歩を嫌がる
といった様子が見られます。
レッグペルテス
1歳未満に発症することが多く、
大腿骨の変形や部分壊死をしてしまいます。
遺伝的な要因が大きく、
股関節周辺の痛みや足を引きずるといった症状が見られます。
進行性網膜萎縮症(PRA)
眼にある網膜の光を取り込む部分に異常が出てしまい、
徐々に網膜が萎縮していき、最終的には視力を失うことになります。
暗がりで歩けなくなったり、夕方の散歩を嫌がったりすることから始まり
進行すると日常でも視力低下の様子が見られるようになります。
プードルの歴史から病気までご紹介しました。
飼っている犬がボール遊びが大好きだったら
それは先祖の血を受け継いでいるかもしれません。
いつもよりも違う視点で見るのも新たな発見が出来て
楽しいかもしれませんよ♪