愛犬の噛み癖にお困りのあなたへ。解決方法をお伝えします。
始めは大人しくてお利口さんだったのに
いつの間にか人の手に噛むようになった
ということはありませんか?
弱い力で噛まれるのであれば我慢は出来ますが
怪我をするほど噛む力が強くなってしまい
いつ噛まれるかわからない恐怖心や
凶暴な犬とレッテルを張られ
辛い思いをされてきたことかと思います。
噛まなくする方法を知らなくて
噛まれるたびに叩いていたものの
一向に解決しない…
では何故人の手を噛むようになったのでしょうか?
様々な理由があるかと思いますが
大きな理由として恐怖や不安から噛んでしまうと考えられます。
今回は
1.撫でると噛む
2.食器を取ろうとすると噛む
3.体の一部分を触ると噛む
この3つのジャンルに分けて解決方法をご紹介します。
また、共通して行ってほしいハンドターゲットという
手に慣れさせるトレーニングがあります。
こちらも合わせて行いましょう。
1.撫でると噛む
チワワなどの体が小さい犬や怖がりな犬は
見るものすべてが大きいので
上から覆いかぶさってくる手が怖くて噛むことがあります。
顎や顔周りを触っても嫌がらなければ
まずはそこからスタートしていきます。
オヤツをあげながら
顎→顔周り→頭と向かっていき
頭に指の先が少しでも触れたら褒めましょう。
この頭を触る時間や回数を少しずつ増やしていきます。
また様子を見ながらオヤツをあげるタイミングを
変えていきましょう。
1.オヤツをあげながら触る
2.オヤツをあげると同時に触る
3.触った後にオヤツをあげる
最終的には触られたらいいことがある♪と教えていきます。
2.食器を取ろうとすると噛む
犬の所有欲が働いて
「私の食器を取らないで!」
と噛む行動に出ている可能性があります。
あるいは、あまりにも愛犬が噛むから
叩いて怒ることを繰り返していたら
より一層噛んでしまうようになった…
ということも考えられるでしょう。
ですが共通しているのは
「手に対して悪いイメージがついている」
ということです。
なので食器に触れる手に対して
いいイメージを付けていきましょう。
噛んでこない距離から食器にフードやオヤツを入れる
あるいは食器に投げ入れます。
これを繰り返し行うことで
「人の手からは美味しいものが出てくる♪」
といいイメージが付きます。
またマテを覚えていない犬は教えていきます。
食器を取るときに興奮しやすくなることがあるので
マテで少し落ち着かせ、その間に食器を回収しましょう。
3.体の一部分(足先、耳など)を触ると噛む
犬は体の先端部分を触れられるのを苦手とします。
理由は先端部分は敵に狙われやすいためです。
また足裏は触覚、痛覚、温度など
様々な情報を得る大事な気管なので
どうしても敏感になりがちです。
こちらも
と同じようにトレーニングしていきます。
例えば足裏を嫌がる犬の場合。
オヤツをあげながらまず嫌がらない部分(足の付け根など)を触ります。
少しずつ足裏に近づいていき、足裏を少し触ります。
嫌がる素振りを見せなければ褒めます。
これを繰り返し行い、
・オヤツをあげながら触る
・オヤツとあげると同時に足裏を触る
・足裏を触った後にオヤツをあげる
と徐々にレベルをあげていきます。
また、触れている時間も長くしていきましょう。
いかがでしたでしょうか?
慣れるまでは少し時間がかかりますので
根気がいるかと思いますが、焦らずゆっくりと行いましょう。
人の手を噛まなくなれば
「人懐っこいワンちゃんね♪」
と言われること間違いなしです!
また、子犬を迎えた方は噛まれる前に
人の手を噛まない犬に成長させましょう。
ご自宅でも出来るトレーニングはたくさんあります。
「でもどんなトレーニングをしたらいいのかわからない…」
といった方は下記をご覧ください♪